フェイクニュースと闘う味の素 ニューヨークから世界へ情報発信
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BuzzFeed News 2018.10.03 UPDATE
グルタミン酸ナトリウム、MSG(Mono Sodium Glutamate)、あるいはうま味調味料、そしてアンチの人にとっての呼び名は“化学調味料”。どれも、味の素(株)が売っている赤いキャップのあの製品のことです。あなたは、食べるのを避けますか? それとも気にしませんか? 「味の素」の正体は、グルタミン酸ナトリウム 科学的には、グルタミン酸ナトリウムを常識的に食べる量であれば安全とされています(食品安全委員会の資料「食べ物の基礎知識」参照)。 味覚障害を引き起こすとの説も、後述しますが根拠はあやふや。あり得ない、という見方が科学者の大勢です。なのに、消費者の中には嫌う人が多い。その現象は世界で見られ、アメリカでもno-MSGとパッケージに大きく書いた食品が売られています。どうして誤解されているのでしょうか? 味の素社がこの問題と正面から向き合い、世界へ正しい情報発信をしようと9月20、21日、ニューヨーク・マンハッタンのホテルでフォーラムを開きました。
今や加工食品のほとんどに使用されているアミノ酸調味料の老舗、味の素社が、米国で広がってしまったネガティブイメージとたたかう様子を描いたルポ。人は一度感覚的・経験的に理解してしまうと、理屈で覆すのは難しい、という構図は、あらゆるワクチンを危険として退けようとする反ワクチン運動にも当てはまる話だなあと思いながら読みました。
記事よれば、味の素社は「うま味」ということがを使ってイメージアップを図っているとのこと。データを見ると、さすが高級な羅臼昆布、うま味の量が抜群ですね。UMAMIと聞くと、今話題のアメリカ発のUMAMIバーガーを思い浮かべます。英語圏でも市民権を得つつある言葉なのかもしれません。
うま味、と聞いてるだけでおなかがすいてきました。
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