風邪薬で生じる排尿障害 持病のある人は薬剤師に相談を

病気・医療

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favicons?domain=medical.jiji 時事メディカル 2019.10.27 UPDATE

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風邪を引いた時に市販の総合感冒薬を服用する人は少なくない。さまざまな症状を緩和してくれる効果を期待してのことだろう。ところが総合感冒薬に含まれている成分が、時として排尿障害を引き起こす。石井クリニック(さいたま市)の石井泰憲院長は「特に前立腺肥大症がある人が市販の総合感冒薬を服用する際は注意してください」と呼び掛ける。

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松下綾

薬剤師 医科学修士

これからのシーズンはドラッグストアなどで風邪薬を服用することも多いかと思います。
その時に注意が必要な排尿障害の副作用について記事に書かれています。
前立腺肥大などのある人は特に注意が必要ですが、ない方も知っておいたほうが良い副作用です。
記事の中ではエフェドリン(OTCによく含まれているのは塩酸メチルエフェドリン)が書かれています。エフェドリンは交感神経α受容体を刺激することにより尿道抵抗を増加させ、排尿障害を生じることがあります。
また、記事にはありませんがこのほかにも排尿障害の副作用が多く、気を付けなければならないのは「抗コリン薬」と呼ばれる種類の成分です。これは主に鼻水を止める作用で総合感冒薬に配合されていますが、この成分が膀胱収縮力の低下を招き、排尿障害を生じることがあります。この成分もエフェドリンと同じく多くの風邪薬に含まれています。服用後におしっこの出方が変わったと感じたときは、服用した薬のパッケージを持って、医師や薬剤師に相談しましょう。

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