肥満を防ぐファストフード店のメニュー、書くと良いのは「歩く時間」「歩く距離」
- 2,637
- 9
- 2
Medエッジ 2015.04.13 UPDATE
(2015年2月15日 Medエッジより) 米国では食物のカロリーを計算してメニューに書き添えるレストランが多いようだ。 このたび肥満を防ぐ、メニューの作り方について検証が行なわれた。書き添える内容次第で頼むカロリーが変わるようだ。
「カロリー+消費に何分間歩く必要があるかを表示」のグループは、注文した食事のカロリーが最も低かったという結果。その要因は、何分歩くかは「具体的にイメージしやすいから」でしょう。イメージしやすい情報は、理解と記憶と行動を促します。こういう取り組み、広めましょうよ。
ちなみに、「カロリー+消費に必要な歩く距離」のグループは、「カロリーだけを表示」のグループより、注文カロリーが高かった。(なので記事のタイトルはミスリーディングです。)「距離」の効果が弱かったのは、歩く距離(マイル)数はイメージしにくいので、情報処理に負荷がかかり、判断力が鈍るからではないかしら。この点も興味を引かれました。
送信完了
いいね!しているユーザー一覧
コメント編集
この著者による他の記事
アクセスランキング
愛飢え男
肥満は防いでないでしょ!
このコメントにいいね!する
0件
近藤尚己
東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者
おもしろい!
このコメントにいいね!する
0件