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肥満解消には食事の質よりも運動が大切、ウエストとBMIを減らすのは？
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Medエッジ
2015.05.12 UPDATE
(2015年4月21日 Medエッジより) 肥満解消には食事の質を改善するよりも運動をすることが意味を持つ可能性があるようだ。 米国の研究グループが、メディシン・アンド・サイエンス・イン・スポーツ・アンド・エクササイズ誌2015年４月号で報告した。
中田由夫
筑波大学 体育系 准教授 博士(体育科学)
米国での国民健康栄養調査の分析結果です。運動量と食事の質、肥満度を同時に測定しています。食事の質よりも運動量の方が、肥満度との関連性が高かったという結果です。決して、「食事の質を改善したのに肥満が解消できなかった」という研究ではありませんので、誤解ないようにしてください。体重管理には、食事も運動も重要です。
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稲田 晴彦
筑波大学 医学医療系 福祉医療学分野 助教 医師 日本医師会認定産業医 博士(医学) ※2015年7月末まで
他の科学誌に先日掲載された論説では、体重管理には運動よりも食事が重要であると、逆のことが主張されています。白米のご飯（一膳250 kcal）を毎食1/3ずつ減らすことは、体重によりますが、毎日1時間ウォーキングするのと同程度のカロリー収支です。おそらくご飯の量を減らすほうが簡単だという方が多いのではではないでしょうか。
出典：Br J Sports Med. doi:10.1136/bjsports-2015-094911.
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