握力の低下は、血圧の上昇よりも、死亡を確かに予測すると判明

健康・予防

  • 3,990
  • 8
  • 1

favicons?domain=www.mededge Medエッジ 2015.05.27 UPDATE

14325194861Ln5Kjs4KA

(2015年5月24日 Medエッジより) 握力計で測定した筋力の低下は、死亡リスクを反映するようだ。  カナダのマクマスター大学を中心とした研究グループが、ランセット誌で2015年5月13日に報告した。

記事全文を読む

1429007538dc08dd2db76c40ca5766ac8c1961d0af

奥原剛

大学病院医療情報ネットワーク研究センター 東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野 特任助教 MPH(公衆衛生専門職)

血圧よりも握力の方が、一般の人たちに分かりやすいでしょうから、「握力と死亡リスク」は面白いですねー。しかし、この記事をふまえて、「握力を鍛えよう」と受け止めると、ちょっと違います(僕も細腕なのでショック受けましたけど)。握力は、簡便に、正確に測れるから、研究で使われやすいのであって、握力そのものが重要というわけではありません。反復とびやベンチプレスなどで測った筋力や、走った時の心肺機能と死亡リスクとの関係も報告されています。全身の筋肉と心肺機能を維持する、つまりは運動で全身を使うことが大切なんですね。厚生労働省の指針だと、「歩く、またはそれ以上の強度の活動を毎日60分」「息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分」(18-64歳)ですので、これを参考にするとよいでしょう。

  • 8
  • /
  • 専門家のいいね!3
  • 14279372274c08aa32939127469cb8d4d052380108
  • 1427682568bdac8173bccfdf9e21f4a0cc8fa506d3
  • 14470668971477880a6ccd276940fee5df6833d2c2
  • 1432196981e1b4cfc8f36f0396286bfb56f7a81276
  • 1427272680237c8678367d5fcf60a0c5cab9e115ad
  • 1426731572747f405f9a05b1b91ff104cbf3c4de04
  • usericon_noimage
  • 1431490353MqF78Rp5oN

この記事へのコメント

コメントする

この記事の関連キーワード

この記事と関連する記事

会員登録が必要です

すでに登録済みの方はこちら

ログイン

まだ会員になっていない方はこちら

ユーザ登録

コメント編集(管理者用)

コメントを削除

キャンセル

Facebook連携


閉じる

このコメントに関する
問題の内容を選択してください





送信

送信完了

閉じる

コメント編集

会員登録が必要です