これって効きますか? 《133》 情報の取捨選択
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朝日新聞デジタル(アピタル) 2015.06.19 UPDATE
(2015年6月17日 朝日新聞デジタル(アピタル)より) 興味関心のある健康食品について、インターネットを使って情報を調べたことがある人は多いと思います。スマートフォンが普及したこともあり、わからないことは直ぐに調べることができます。 でも、実際は情報が氾濫していて、どれが正確な情報なのか判断しにくいのが現状ではないでしょうか。 具体的な例を挙げてみてみましょう。
GoogleとPubMed(医学論文検索サイト)の検索結果を4999対1で比較した図、分かりやすくて、面白いですね~!ぜひ記事でご覧になってみてください。
記事で紹介しているように、消費者庁のホームページでは、機能性表示食品の機能性を裏付ける論文の内容を日本語で紹介しています。しかし、この種の文章を読んで理解できる人は(読む気が起きる人も)、国民のごく一部でしょう。それこそ図にすると、100個の点(100人)のうちの、1つの点(1人)みたいな。
作家の橋本治さんがこんなことを書いておられました。「僕の言いたいことを分かってくれるのは、僕の本の読者の100人に1人くらいでいいと思っている。なぜなら、その1人が、他の人たちにその考えを広めてくれるから」。(手元に出典がないので「100人」の数字が間違っていたらごめんなさい)。
機能性表示食品などのグレーな健康情報も、論文の内容などを読める人が読み解いて、噛み砕いて、口づてやネットで広めてくださるといいですね。このヘルスナッジに掲載されている記事も、参考になったと感じてくださったら、拡散、よろしくお願いいたします。
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