こどもは飛行機で泣くもの。でも、その前に親ができることもある
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まぐまぐニュース! 2015.07.27 UPDATE
(2015年7月7日 まぐまぐニュース!より) 飛行機の中でお子さんが泣き止まずに苦労したことがある方、または泣き叫ぶよそ様の子にキレそうになったことがある方、どちらも必読です。『何でも相談こどもクリニック~新たなスタイル~』の著者で小児科医の宮田大揮先生が、機内で子供が泣く医学的理由とその対策をレクチャーしてくださいます。お子さんをお持ちの方にはとても有意義な、そしてこれまで迷惑だと感じていた方にはちょっとやさしくなれるエッセンスが含まれている情報ですよ。
いよいよ夏休みですが、「お子さんが飛行機で泣くのが心配」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。今日はスタジオに、青森県ご出身の国民的作家、太宰治さんにお越しいただいています。太宰さん、いかが思われますか?
太宰「上京してきて、すみません。私は飛行機に乗ったことがないので分からないのですが、この記事によると、機内では酸素濃度が低下するので、子供は息苦しくなって泣くそうですね。その気持ち、分かります。恥の多い生涯を送ってきましたので、いつも息苦しく、私の周辺だけ酸素が足りないのではないかと疑っているのですが。
子供が中耳炎の場合は、離着陸時の気圧の変動で耳が痛くなってしまうので、離着陸時に哺乳をさせたり、飴をなめさせたりすると、耳の圧力が調整しやすくなり、痛みが出ないとのこと。私も無性に乳房が恋しくなることがあります。
また、“最大の予防法は寝ていること”だそうで、海外では子供用の眠る薬を使ったり、日本でも漢方薬を処方することがあるとのこと。私が『桜桃』という短編に書いた、『子供より親が大事、と思いたい』の心境でしょうか。私ならば酒を飲むところですが」
なるほど。太宰さんならお酒を飲むところなんですね。ありがとうございました。
以上、この記事によると、
・機内では酸素が薄くなり、子供は息苦しくなって泣くので、やさしい気持ちで
・離着陸時に哺乳したり、飴をなめさせると、耳の圧力の調整がしやすくなって、よい
・中耳炎があると耳抜きができずに痛みが出るので、痛み止め薬の使用も
・空気を吸いやすい大勢にして、濡れタオルなどで鼻や口の周りを加湿する
・漢方薬を眠り薬に使うこともある
とのことでした。
この記事はあくまで一人の医師の見解ですので、別の意見もあると思います。
皆様、楽しい夏休みをお過ごしください。
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大橋 弘依
飛行機の機種によっては気圧の影響を受けにくく設計してあるそうです。新しい機種に多いらしいです。乗る前に調べて見たらよいかも。
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