上流と下流で健康格差 下流老人は死亡率3倍にうつは上流老人の5倍

病気・医療

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favicons?domain=dot.asahi dot.ドット 2015.07.31 UPDATE

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(2015年7月27日 dot.ドットより) 貧困に苦しむ下流老人が問題になっている。貧困は健康をもむしばむのだ。  高齢者を4年間追跡調査した2012年の研究では、生活保護を受けている、いわば下流老人は、年収250万円以上の上流老人と比べて最大で3.5倍死亡率が高かった。がんになるリスクも下流老人のほうが高いという調査もある。また、所得が低い人ほど、うつ状態にも陥りやすい。

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長谷田 真帆

東京大学大学院 医学系研究科 社会医学専攻 健康教育・社会学分野 博士課程 医師 家庭医療専門医・在宅認定専門医

この特集号全体で、「上流老人」「下流老人」という用語を使っているようですが、一般的な言葉ではないと思いますし、表現が不適切かと感じます。
また健康の格差に焦点が当たっていること自体は歓迎すべきなのですが、格差は最も所得が低い人だけが問題なのではなく、全ての階層の人にとって影響がある、という点がうまく伝わっていない点が、やや残念ですね。

記事では、教育歴・所得が低い方が、うつ状態になり、その影響でさらに所得が低くなる、という悪循環に陥り、生活保護を受けてはいても、「不健康」な生活を送らざるを得なくなっている状況が、まざまざと描かれています。
但しこの事例は高齢者ではなく、なぜこの方が選ばれたのか、ちょっと不思議に思います。

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この記事へのコメント

  • 所得が低くてうつになるのは、
    本当だと思う

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