希少がん、もっと情報を 少人数×多くの種類、遅れる取り組み

病気・医療

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favicons?domain=apital.asahi 朝日新聞デジタル(アピタル) 2015.08.03 UPDATE

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(2015年7月30日 朝日新聞デジタル(アピタル)より) 患者が極端に少ない「希少がん」は、患者、医療側ともに情報が少なく、がん対策の中で取り組みが遅れてきた。一方、国立がん研究センターが昨年、専用の相談窓口を設置、厚生労働省が今夏にも新たな方針を打ち出すなど動きも出ている。

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伊藤ゆり

大阪医科大学 研究支援センター 医療統計室 室長・准教授 博士(保健学)

がんにも様々な種類があり、患者数が少ない「希少がん」に関しては、これまで情報が十分でありませんでした。厚生労働省や国立がん研究センターが中心となって「希少がん」に関する情報発信を強化する取り組みが始まりました。

そもそも日本ではまだ、がんに関する情報発信は少なく、それが数の少ない希少がんとなると、ますます限られてきます。どの病院に行けばよいのか、自分と同じがんと闘っている方はいるのか、などの情報がきちんとまとめられ、誰もがすばやくアクセスできる環境が整っていくことを期待します。

相談窓口へはがん患者さん・ご家族だけでなく、医療従事者の方からの相談も寄せられたことも興味深いです。希少がんに関しては医療従事者の方にとっても、情報が限られているようですね。これからの情報発信への取り組みがますます重要であることを認識しました。

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