「これでまた 尿酸上がるぞ 忘年会」:立川らく朝の「わかっちゃいるけど…」

病気・医療

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favicons?domain=gooday.nikkei.co 日経Gooday(グッデイ) 2015.12.18 UPDATE

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(2015年12月17日 日経Gooday(グッデイ)より) 健康に気をつけるべき、体に悪い習慣は改めるべき、とわかっていても、「そんなの無理だよ、できないよ」というのが、日々忙しく働く人たちのホンネ。落語家であり医学博士でもある立川らく朝さんが、現代社会に生きるビジネスパーソンへの共感を込めてつづる健康エッセイ。読んでほっこり癒されて!

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坪谷透

東北大学大学院歯学研究科 助教、博士(医学)、医師

日本では、健診項目に尿酸値が入っていることが少なくなく、それにより尿酸で引っかかって精査に回る人が少なくない印象です。

が、個人的な尿酸についての理解としては、健診で引っかかろうが痛風発作などがなければ治療介入(特に薬剤投与)は不要、と理解しているのですが、どうも世の中で行われている日常診療は違う印象(つまりやたらとクリスを飲んでいる人が多い)。

尿酸値についての研究をまとめたものが以下にあります。
http://www.tukaku.jp/wp-content/uploads/2013/06/tufu-GL2.pdf

やはりこれを読んでも、私の考えは変わらない。

尿酸値が高いことが将来的な死亡・心臓の病気などに「関連」しているという報告はあれど、じゃぁ尿酸値を下げたからと言って、死亡や心臓の病気が減るんですか?については、減りますとは書いていない。

減るかどうかわからないのに、薬飲むって、ある意味ギャンブルだと思います。

薬が効くかどうかはわかりません。

薬の副作用が出るかもしれません。

確実なのは、1)医療機関に定期的に通院すること、2)時々採血しなければならないこと、3)お金を支払うこと、あたりでしょうか。

私はそんな状況では、薬は飲まない・積極的に処方は開始したいとは思わないですけどね。

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