離島医療から生まれた“究極のダイエット”~MEC食と噛むだけダイエット
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HEALTH PRESS 2016.03.23 UPDATE
(2015年12月18日 HEALTH PRESSより) “健康長寿の島”から“メタボ島”と言われる沖縄。沖縄県は働き盛りの死亡率が全国的に高く、急性心筋梗塞や脳血管疾患で死亡する人が多い。生活習慣病のリスクを高める「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」該当者と予備軍を合わせると、男女とも40代以上で全国平均を上回っている。
沖縄県の医師による「究極のダイエット」法の紹介です。MEC食という、肉:Meat、卵:Egg、チーズ:Cheeseをたっぷり食べて炭水化物を控える。ひと口30回噛む。この2つを実践するだけだそうです。また、「肉を食べたら太る」や「運動が不可欠」は間違い、と断言されています。しかし、科学的な研究に基づく主張ではなく、ご自身のクリニックでの実践に基づく、いわゆる「専門家の意見」ですので、エビデンスレベルは「低い」と判断されます。
肉:Meat、卵:Egg、チーズ:Cheese、確かに栄養価は高いですが、食べ過ぎには注意が必要です。運動が不可欠、とまでは言いませんが、やはり運動も重要です。まったく間違った意見ではありませんが、ちょっと言い過ぎだと思います。
ちなみに、最近の研究で、低炭水化物ダイエットは低脂質ダイエットよりも、少し減量効果が高いことが示されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26527511
とはいえ、その差はわずかに1.15kg。「絶対に低炭水化物がいい!」というほどの差ではありません。この論文についての横林先生のナッジも参考にしてください。
http://healthnudge.jp/8579
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