糖分の摂取も規制化へ? 甘党には厳しい米国の新食事指針
- 1,960
- 3
- 0
yomiDr(読売新聞) 2016.01.20 UPDATE
(2016年1月19日 yomiDr(読売新聞)より) 「健康のため、糖類の摂取は1日の総エネルギー量の10%未満に抑えて」―米国でこのほど公表された食事の新ガイドライン(指針)に、初めて糖類の摂取基準が盛り込まれた。糖類には砂糖や蜂蜜、シロップ自体はもちろん、それらを加えた食べ物や飲み物なども含まれる。今回の基準値だと、 缶ジュース1本とドーナツ1個を食べただけで上回ってしまう。コーラやジュースなどの加糖飲料を日常的に飲んでいる人が多い米国民にとって、厳しい基準といえるだろう。一方、日本には今のところ国が定めた糖類の摂取基準はないが、砂糖への課税を求める動きも出ている。喫煙者のように「甘党」が肩身の狭い思いをすることになる日は近いかもしれない。
糖の摂取量が高く、肥満率も高い米国では、糖の摂取抑制は優先度の高い課題ですね。
米国民向けのガイドラインで「総エネルギー量の10%未満に抑える」という指標が出されたそうです。
一方、WHOは「総エネルギーの5%未満に抑えるべき」との指針を示しています。
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2015/sugar-guideline/en/
日本人の糖の摂取量は米国よりは少ないようです。
そんな糖摂取量の少ない日本でも、子どもたちを対象にした研究によると、糖の摂取量がエネルギーの5%を超える子どもたちでは、およそ5%未満の子どもたちに比べて虫歯の発生率が高かったそうです。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26576592
肥満や虫歯を防いで健康を保つためにも、糖の摂取は少ない方がよさそうです。
記事にもあるように、甘いお菓子や飲み物以外に、調味料なども気を付けたいものです。
甘いたれで味付けされた、焼き鳥、うなぎのかば焼き、魚の照り焼き、などの甘いおかずも、食べ過ぎには要注意ですね。
送信完了
いいね!しているユーザー一覧
コメント編集
この著者による他の記事
アクセスランキング
この記事へのコメント