医の手帳 《風邪:3》 重篤化やインフルエンザとの識別は:朝日新聞デジタル

病気・医療

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favicons?domain=www.asahi 朝日新聞デジタル(アピタル) 2016.02.02 UPDATE

(2016年1月31日 朝日新聞デジタル(アピタル)より) 患者自身やその家族の方が、医療機関を受診をすべきかどうかの判断をする場合、まずはどの症状に着目するのが良いでしょうか。受診を考えるべきポイントを列挙してみます。

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松下綾

薬剤師 医科学修士

今年も流行が本格化してきた、インフルエンザについての記事です。
記事ではいわゆる普通の風邪と、インフルエンザの違いについて述べられ、インフルエンザが疑われる場合はできるだけ早い受診を促しています。
少しだけ補足させていただきたいと思います。
インフルエンザには確かに抗インフルエンザ薬がありますが、インフルエンザだった場合に誰にでも絶対適応になるわけではありません。
・基礎疾患がない人
・乳幼児、妊婦、高齢者ではない人
・呼吸困難、意識障害、胸痛、頻回の嘔吐、など重症化のサインがない人
これらの人は抗インフルエンザ薬の絶対適応ではありません。
病院はこの時期ある意味感染リスクが一番高い場所でもあります。高齢者など重症化のリスクが高い人は、受診したほうが良いですが、
上記のような生来健康な成人は、発熱したら、まず安静にし、しばらく様子をみて良くならなければ受診、というほうが賢い選択だと思います。以前に私がコメントさせていただいた記事でも、熱が出たらまず安静、が呼びかけられています。http://www.asahi.com/articles/SDI201601197397.html?iref=com_apitop
そして、感染予防に基本的な手洗い、うがいを確実に実行しましょう!

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