塩なのに塩分50%カット?「減塩しお」のしくみ

食事

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favicons?domain=headlines.yahoo.co yahoo!ニュース 2017.10.05 UPDATE

「“塩”なのに、“減塩”とは?」不思議に思っている人も多いのではないでしょうか。ヒントは、中学校の理科の時間に習う「塩化ナトリウム」です。 通常、わたしたちが知っている「食塩」は、99%が塩化ナトリウムでできています。なぜ100%ではないかと言うと、海水からつくることが多いので、どうしても他のミネラル分等が1%ほど残ってしまうからです。この残留ミネラル等の味が粗塩の味を決めていると言われています。

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児林聡美

HERS M&S 代表、保健学博士、公衆衛生学修士(MPH)、農学修士

調味料として使用している塩(しお)に関して、色々な呼び方がされてしまっていますが、塩そのものを「塩分」と呼ぶのは誤りですね。
中学・高校の理科の授業に立ち戻って丁寧に説明されており、塩に関して復習できます。

これらを理解したうえで、減塩にはぜひ、取り組んでいただきたいところです。
けれども、安易に食塩含量の少ない「減塩しお」に手を出し、それで安心してしまうのは、不十分かな、という気はします。
この方法だと、結局、薄い塩味で十分だという感覚が身につかないからです。
減塩しおが使える状況が常にあるとは限りません。
どんな場面でも減塩できるようにするには、自分の舌を薄味に慣れさせることを、より大切にしてほしいと思います。

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