学校・職場の受動喫煙リスク、家庭より高い傾向

健康・予防

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favicons?domain=headlines.yahoo.co yahoo!ニュース 2017.12.01 UPDATE

東北大学大学院歯学研究科の相田潤准教授、東京医科歯科大学の松山祐輔研究員らは、教育年数が短い人は、非喫煙者であっても受動喫煙にさらされやすい傾向にあることを宮城県内の受動喫煙の調査で明らかにした。疾患リスクといった健康被害の知識の有無に関係なく、学校や職場では特に受動喫煙にさらされやすい結果となった。マナー徹底や知識普及が受動喫煙対策として不十分であり、国家的な対策の必要性を示した。

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相田潤

東北大学 大学院歯学研究科 国際歯科保健学分野/臨床疫学統計支援室 准教授 歯科医師 博士(歯学) MPH

受動喫煙対策において、「啓発による知識の普及」、というのが良く行われます。しかし研究からタバコと健康に関する知識は、家庭での受動喫煙を減らしますが、職場での受動喫煙は減らさないことが示唆されました。そりゃそうですね。社会的に困難な状況の人が受動喫煙の被害にあいやすいことも示されています。こうした健康格差の解消には、飲食店や職場での禁煙のルール作りが欠かせません。東京オリンピックに向けて、国際的に恥ずかしくない施策の実施で、国民と海外観光客の健康を守ってもらいたいです。

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