日本人の口は「人糞より汚い」そして臭い
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プレジデントオンライン 2018.07.14 UPDATE
梅雨から夏、「におい」が気になる季節だ。ビジネスでも「悪臭」が相手に与える印象は非常にネガティブ。だが、人は自分の臭いには鈍感なもの。さらに、わかっていても対策が不完全な人も多い。『日本人はなぜ臭いと言われるのか』(光文社新書)を出した内科医の桐村里紗氏は、「日本人はとにかく口臭のケアが足りず、臭い。口腔ケア後進国です」と指摘する――。
口腔ケアについての解説です。口腔内の細菌の多さや、口腔ケアの重要性について分かりやすいですね。口臭予防のためにタバコを止めたらいい、というのも分かりやすいです!しかし、本の宣伝も兼ねているためか、口腔ケアをどうやったら良いのか、がほとんど書かれていません。また、「日本人は・・・」という論調がどの程度データに基づいているかはすこし疑問です(日本人の歯科保健行動、そんなに悪くないというのも多いです)。口臭は特に「嫌気性細菌」が重要です。空気が嫌いな細菌は、少し厚く積もったプラークの中や、歯と歯の間のプラーク、歯周ポケットの中のプラーク、そして歯石の中に含まれます。不十分な歯みがきではプラークの表層を落とすだけですので、口臭を減らすのには不十分です。また、歯の複雑な形や、歯みがきの「くせ」のせいでいつもあまり歯ブラシが届いていない場所のプラークは深く積もり嫌気性細菌が取り除けていないことが多いでしょう。電動歯ブラシを使う、歯と歯の間の清掃のために歯間清掃具やつまようじ法の歯ブラシを使う、などがいいでしょう。また、歯石は歯ブラシでは取り除けませんので、歯科医院で時々取ってもらうといいです。仕事の時もお昼に歯みがきをしたり、ポリフェノールを含む緑茶や紅茶を飲むのもいいでしょう。私個人的には、朝と夜で異なるタイプの歯ブラシを使うことで、歯みがき方法ごとの弱点をカバーするようなことをしています。
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