みんなで解決策を考えるのが民主主義
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yomiDr(読売新聞) 2015.05.25 UPDATE
(2015年5月22日 yomiDr(読売新聞)より) さて、前回、「救急車の有料化には賛成だ」というコラムを書きました。これも目的は救急車の有効利用です。目的を達成するための1つの作戦が救急車の有料化です。他の方法で救急車の有効利用ができればそれでいいのです。大切なことはいろいろな知恵や案や方策が出て、そしてそれを議論し、よりよいシステムを作り上げることです。特に社会保障は「みんなのお金」で成り立っています。「みんなのお金」をより適切に使用するシステムをみんなで考えることが大切なのです。完璧な方法はなかなかありません。救急車は無償であることが基本です。しかし、救急車をタクシー代わりに使用している不埒ふらちな人々が少なからず存在することも明白な事実です。
記事の著者が「僕の直感」とことわって書いておられましたので、僕も大阪の問題に「直感」でコメントさせていただきます。僕は大阪の生まれ育ちで今は東京在住です。大阪の外に出てからはっきりと再認識したんですが、大阪は情緒的で保守的な土地柄です。あの有名な歌もこんな歌詞でしたよね。
♪大阪で生まれた女やさかい、東京ではよう生きていけへん♪♪
ほら、情緒的で保守的でしょう? なので、この歌と同じように、「大阪に生まれたさかい、大阪をつぶすわけにはいかへん」と情緒的に都構想に反対する大阪人が、本質的には圧倒的多数だったのではと推測します。
にもかかわらず、投票者の49.6%が都構想を支持した(!)というのは、大阪人が大阪行政に相当の鬱憤をためているということ。今後の大阪行政を担う人たち、そして都構想に反対した人たちは、これを重く受け止めてほしいですね。
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