経済は健康にも影響か、果物と野菜は価格が安いと消費量が増える
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Medエッジ 2015.05.25 UPDATE
(2015年5月24日 Medエッジより) 果物や野菜の消費に経済効果があるようだ。いずれも健康との関係が続々と指摘されている。最近でも寿命との関係が指摘されている(例えばナッツ、5つの食品が10年後の老化に関係、「テロメア」の長さに影響と確認を参照)。経済と健康との関係に注目したい。
そりゃそうですよね。野菜と果物、高いですものね。特に果物は高いので、うちのような貧乏家庭では頻繁には買えません。日本人約11,000人の調査で、家計支出が多い人ほど、総エネルギー、脂質、タンパク質、炭水化物、カルシウム、ビタミン、食物繊維などを多くとっています(Fukuda Y, Hiyoshi A., 2012)。また、家計支出が多いほど、厚生労働省による「日本人の食事摂取基準」の推奨量を摂っている人の割合も高いです。
つまりは、お金の貧富の格差にともない、健康の格差もある。で、今後、消費税アップにともなう食品の値上がりで低所得者が困らないように、軽減税率の導入が検討されていますね。軽減税率とは、低所得者の負担を軽減するために、食品など生活必需品の税率を下げることです。
しかし、軽減税率は、低所得者だけでなく、高所得者にも適用されます。で、高所得者の方が消費額が大きいので、高所得者の方が、軽減税率でたくさん得をすることになります。ヘンだよなー。軽減税率では低所得層への配慮にならないし、格差も是正されないということで、軽減税率に反対している専門家の方々もいらっしゃいます。
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