子どもは2人欲しい、いつまでに妊娠すれば?「家族計画」にシミュレーション新技術

出産・育児

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favicons?domain=www.mededge Medエッジ 2015.09.03 UPDATE

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(2015年9月3日 Medエッジより) 「2人の子が欲しいなら、子作りは27歳から」  そんな風に希望する子どもの人数に従って、妊娠を開始する年齢を計算できるようになったようだ。

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坪谷透

東北大学大学院歯学研究科 助教、博士(医学)、医師

”例えば、2人の子どもが欲しい場合、90%以上の成功率で達成したいと思うならば、母親になる女性が27歳くらいには、子作りの努力を開始すると出ている。体外受精を考えても良いと思うならば、31歳でも大丈夫。

 体外受精を考慮に入れた上で、成功率が75%で良ければ、34歳~35歳まで待っても良い。

 さらに、子どもは1人だけで良ければ、女性が32歳になるまでは待てると出ている。必要であれば体外受精も利用すると、4年間、子作り開始を引き延ばせるという。

 子作りを始める年齢の上限は、欲しいと思う子どもの数で決まると説明している。”


うーん、個人的には予想以上に厳しい数字が並んでいるなと感じましたが・・・

(*上記の数字が日本人でそのまま当てはまるかどうかはわかりませんので、その点はご理解ください、オランダの話です)


ここのようなことが気軽にアプリやウェッブサイトでできるようになると、多くの人が、よりリアルに計画を立てる気持ちになり、より多くの人が、主体的に後悔の無い人生設計を立てることができ、良いのではないかなぁと思いました。


このような情報が気軽にアクセスできないと、身近にいる人の情報に大きく振り回されてしまいがちです。

身近なことのみから物事を一般化したり、自分にあてはめたりすることは、危険だと思います。

たとえば、身近で、特に医療技術のサポートなく妊娠出産した40歳くらいの人がいると、「私もできるかも?」とか思ってしまいがちです。

しかし、その確率は一般に低いです。

また、あなたのまわりにその様な人がいたからと言って、あなたが高齢妊娠・出産できる確率がアップするわけではありません。

人間は、身近な事象を、無意識に自分にも当てはめてしまいがちです。

その様なことは良い面もある(例:自分もできる!とモチベーションが上がる)のでしょうけど、大切な人生計画は、データを基に冷静に行った方が、後悔のない人生の選択ができるのではないかと思いました。

20代30代は、プライベートに仕事に充実する方も多いと思います。

のめりこむと時間はあっという間に過ぎてしまいがちです。

そんな時は、上述の「まわりの体験」に左右されてしまいがちです。

そういう人たちに、このような研究が役に立つといいですね。

日本でも同様の取り組みが広がるといいなぁ。

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この記事へのコメント

  • 「子どもはすぐにできるものだと思っていたけど、全然そんな事なかった!」という、出産経験者の方からのお話を思い出しました。

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  • こればかりは授かりものですから、難しいですよね…

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