女性の中年太りの原因と対処法は?

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favicons?domain=mocosuku mocosuku 2015.11.02 UPDATE

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(2015年10月30日 mocosukuより) 30代後半あたりから、ボディラインの変化に悩まれている方は多いのではないでしょうか。洋服がきつくなったり、お腹や背中など、今までつかなかったような場所にお肉がついたり…。食事も、そんなに沢山食べているわけじゃないのになんで? ととまどう方も多いのではないでしょうか。

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中田由夫

筑波大学 体育系 准教授 博士(体育科学)

女性の中年太りの原因と対処法についての医師による解説で、よくまとまっています。
原因として挙げられているのは
基礎代謝の減少:10代で1350kcal⇒30-40代で1140kcal
女性ホルモンの減少:お腹まわりの内臓脂肪がつきやすくなる
対処法として挙げられているのは
食事内容の見直し:標準体重×活動強度で算出
運動によって消費カロリーを増やす

いずれももっともな内容です。基礎代謝については、性別と年齢、体重によって個人差がありますが、歳を重ねるごとに減少していきます。重要なことは、基礎代謝や活動量が減れば、自然と食も細くなるはず、ということです。極端な話、運動部活動をおこなっている子どもと、デスクワークをしている大人とでは、当然のことながら食事量が異なります。活動量が変わらなくても、30代と50代では食事量が減って当然な「はず」なのです。

ところが、「昔からこれくらい食べてたから、これくらいは食べなきゃ」という先入観のようなものがあると、満腹中枢は「もうおなかいっぱい」と言っているにも関わらず、食事をとり続けてしまいます。そうして余計にとったエネルギー量が体脂肪に変換され、からだに蓄積していくのです。

中年太りが気になる方は、一度、先入観を捨てて、自らの満腹中枢の「声」を聞いてみてください。一気に食べずに、少しずつ食べて、いつ「おなかいっぱい」と言うか、聞き耳を立てるのです。すると、思いもよらず早い段階で「おなかいっぱいになったかも」と思えます。そこで食事をやめてみましょう。意外とその程度でも大丈夫であることが分かりますよ。

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この記事へのコメント

  • 急いで食事をしてしまう事が多いですが、自分との対話、大切ですね。

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