トクホの効果を「誤認」していませんか
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朝日新聞デジタル(アピタル) 2016.03.18 UPDATE
(2016年3月16日 朝日新聞デジタル(アピタル)より) 先日、特定保健用食品(トクホ)の誇大広告に関するニュースがありました。指摘を受けたのは、広告の記載内容になります。(注意 : トクホの製品自体に問題があったわけではありません) このことに関して、内閣府消費者委員会における「第7回 特定保健用食品等の在り方に関する専門調査会(2016年3月3日開催)」にて、実際の広告が資料として公開されていましたので、みてみましょう。
トクホの過大広告、困ります。
血圧を下げる薬など、副作用が何となく不安で、長く飲むのは嫌だな、と思って高額のトクホや健康食品みたいなものに期待をかけて常用する、なんて話をよくききます。
医師は長く薬を飲んでもらう場合は副作用がほとんど出ないことを確認しています。処方をはじめたときは特に慎重にそれを確認します。長く飲んでもらう薬ですから。長期間飲み続けてはじめて副作用が出る場合もありますが、そのようなタイプの薬を使うときは定期的に検査をするなどで副作用の有無を確認しています。
宣伝に惑わされ、薬飲まなくても済むかも、と思って不安にかられながら、からだへの罪滅ぼしのように健康食品を買い続けるよりは、その費用を気晴らしのレジャーなど背克を豊かにする目的に使ったほうがこころにも体にもよいのでは、などと思います。
過大広告はいつの時代もいたちごっこですが、しっかり規制していただきたいです。業界も自主規制を。
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