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「認知症は治らない」はホント？認知症との付き合い方
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nikkanCare.ism（ニッカンケアイズム）
2015.05.04 UPDATE
(2015年4月30日 nikkanCare.ism（ニッカンケアイズム）より) 大切な家族が、どんどん違う人になっていく……。 想像もつかない行動をするようになってしまうことも多い“認知症”は、家族の負担が非常に大きい病気のうちの一つです。 この認知症は、治ることがないのでしょうか？ それを厚生労働省の「認知症の診断・治療」から見ていきましょう。
長谷田 真帆
東京大学大学院 医学系研究科 社会医学専攻 健康教育・社会学分野 博士課程 医師 家庭医療専門医・在宅認定専門医
認知症はいまや、とてもありふれた病気です。家族が認知症を発症した場合にどう接して良いのか、戸惑う方は少なくないと思います。また周りの環境が、認知症の様々な症状や進行に大きく影響することもわかっています。適切な診断・治療に加えて、本人との付き合い方のコツや今後の見通しを知るためにも、自分だけで抱え込まずに、まず早めにかかりつけの医療機関へ相談に行くことをお勧めします。
なおアルツハイマー病の場合に、薬を飲めば必ず「進行が止まる」というわけではないこと、一定の割合で副作用がありうることには、注意が必要です。薬を使うかどうかについては、医師とよく相談してみましょう。
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