肺がんの死亡リスクを高める「慢性閉塞肺疾患(COPD)」「糖尿病」「うっ血性心不全」
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Medエッジ 2015.06.22 UPDATE
(2015年6月21日 Medエッジより) 「慢性閉塞肺疾患(COPD)」「糖尿病」「うっ血性心不全」のような一緒にかかる病気があると、肺がんにかかっている人の死亡率は、一緒に病気を持たない場合と比べると死亡リスクが3割高まると分かった。
喫煙者の多い日本では、肺がんは男性のがんによる死因の第一位です。
どのようなメカニズムでこのような結果になるのか、確かに興味深いところで、更なる検討が待たれます。
ただ、感覚的にはこの結果は納得できます。慢性閉塞肺疾患(COPD)は、肺がんと同じく、喫煙や粉じんの長期吸入によっておこる、肺がうまく機能しなくなる病気です。糖尿病は血糖値が上がり、血管を気づつけたり免疫能力を低下させます。うっ血性心不全は、心臓のポンプ機能がうまく働かない状態を示します。
いずれも、肺がんが進行したときの臓器の状況の悪化を加速してもおかしくないなと思います。
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