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がん検診「胃カメラ」も推奨 がんセンターが指針改定
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産経ニュース
2015.06.30 UPDATE
(2015年4月21日 産経ニュースより) 国立がん研究センター（東京都中央区）は２０日、自治体の住民検診や人間ドックで行う胃がん検診に、胃内視鏡検査（胃カメラ）を推奨するとする平成２６年度版検診ガイドラインを公表した。これまでのガイドライン（１７年度版）では、エックス線検査（バリウム検査）のみを推奨していた。
伊藤ゆり
大阪医科大学 研究支援センター 医療統計室 室長・准教授 博士(保健学)
長らく議論されていた胃がん検診のガイドラインがついに改訂され、胃内視鏡検査もエックス線検査と同様に推奨されることとなりました。日本の幾つかの自治体で行われていた事業と韓国で実施された事業に対する評価に基づくものです。新たな方法を住民検診に取り入れる際には、きちんと評価を行う枠組を用意し、広く行うべきかどうかを判断できるようにするのが大切だと思います。胃がんの発症率や死亡率は減少傾向にありますが、まだまだ日本人に多いがんの一つです。検診で予防できる数少ないがんですので、対象年齢の方は定期的に受診してくださいね。
http://canscreen.ncc.go.jp/guideline/igan.html
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