あなたはたばこを吸いますか?
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星野リゾート採用サイト 2015.07.03 UPDATE
(星野リゾート採用サイトより) 喫煙者は血液中のニコチン含有量の減少により集中力を維持することができなくなります。 私のホテル業界での経験の中で、スタッフの集中力を維持させるため、勤務時間中に喫煙をさせる対応を行っているケースを何度も見てきました。これはスタッフ本人の能力の問題ではなく、中毒症状という病理的な原因によるものであり、結果的に社員の潜在能力を低下させています。
個人的にはこの理念には大賛成です。
ですが、同時に個人的に気になるのは、喫煙者を採用しないというのは、民間企業といっても、法律論的に許されるものなのでしょうか?
一種の差別みたいなものでは?と思いました。
喫煙者は、もともと貧困・低学歴・親が貧困・親が低学歴な場合が多いことはデータで示されています。
たしか日本でもそのようなデータも出ています。
・所得と喫煙率
https://www.kenkou-club.or.jp/kenko_genki_sh20.jsp
喫煙者を排除するというのは、(意図していないのかもしれませんが結果的には)間接的にそういう人を排除しているのかなと。
学歴による就職差別が許されないのであれば、タバコを代理指標にした就職差別(区別?)も許されないのかな?とか考えたりしました。
まぁ世の中からタバコが無ければこんなことも考えたり、こんな排除をしなくていいのですけどね。
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松尾恵太郎
愛知県がんセンター研究所 遺伝子医療研究部 部長 医師 博士(医学) 疫学修士 日本疫学会 理事
排除に関する先生の意見に賛成です。
基本、タバコを憎んで人を憎まず、が良いと思います。
タバコも人も憎むような言説は、結局有るべき姿へのハードルを高くすると思います。
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