勃起不全薬で悪性黒色腫の危険が1.8倍と判明、バイアグラの使用者を追跡調査、米国ハーバード大学が報告

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favicons?domain=www.mededge Medエッジ 2015.07.07 UPDATE

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(2015年7月3日 Medエッジより) シルデナフィル(一般名、商品名はバイアグラ)の使用が、ほくろのがんと言われる「悪性黒色腫」発生の危険性をおよそ1.8倍に高めると分かった。  米国のハーバード大学の研究グループが、有力医学誌ジャマ(JAMA)インターナル・メディシン誌オンライン版に2015年6月号で報告した。

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近藤尚己

東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者

とても売れている薬なため、これは今後波紋を呼びそうな研究。

遺伝子のレベルでのメカニズム上も、バイアグラと悪性黒色腫との関係が考えられ、人間の集団の観察でも1.8倍とそれなりに強い関係性がみられました。

この結果だけで、「危ないから絶対使ってはダメ」と結論するのは早計で、さらに研究(いろんな国や人種、飲む量などが違っても結果が一致するかなど)が必要ですが、「バイアグラで悪性黒色腫のリスクが1.8倍増加する可能性を示す研究結果が示されました」と、注意喚起していいレベルの研究結果かもしれません。

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