あなたのメンタルヘルス具合がわかる「うつ診断テスト」がオープン

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マイナビニュース 2015.08.10 UPDATE

(2015年8月4日マイナビニュースより) 同診断テストは、東京の城東地区に基盤を置く桐和会グループに所属し、日本精神神経学会専門医、精神保健指定医である波多野良二医師が監修。選択式の20問の質問に回答していくと、3分ほどで今の「心の健康具合」がわかる内容になっています。

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津野香奈美

和歌山県立医科大学医学部衛生学教室助教公衆衛生学修士博士（保健学）

20問の質問に回答していくと、今の心の状態がわかる「うつ診断テスト」がオープン。早速私もやってみましたが、とても簡単にできておすすめです。通常のストレスチェックは、一度に全質問に答えて最後に結果が出る、というパターンが多いですが、この「うつ診断テスト」は質問に回答する度にちょっとしたコメントが貰えるのがポイント。何だかこれだけでも、画面の向こうで誰かが自分のことを気にしてくれている気分にさせてくれるから不思議です。回答後には、うつについて勉強することもできます。

うつ病の症状には喜びの喪失、不眠（または睡眠過多）、体重減少（あるいは増加）、気力の減退などがあります。どういった症状が出るとうつ病になるのかを知っておくことが、早め早めの対処につながります。

では、生涯でどのくらいの人がうつ病になるのでしょうか？答えは、約15%（アメリカ精神医学会の診断基準DSM-IV-TRによる生涯有病率）。6-7人に1人です。決して他人ごとではありません。診断テスト等を活用しながら、自分に当てはまるか、まわりで当てはまる人はいないか、適宜チェックするようにしましょう。