正常な卵巣も切除 大崎市民病院、術中に思い違いか
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産経ニュース 2015.08.21 UPDATE
(2015年8月20日 産経ニュースより) 大崎市古川穂波の大崎市民病院で、女性患者の右卵巣腫瘍摘出手術を執刀した婦人科医らが今年3月、右卵巣だけでなく、正常な左卵巣も誤って切除していたことが分かった。 同病院によると、女性は県北に住む30代の既婚者。昨年12月、別の医療機関で右卵巣に腫瘍が見つかり、今年3月、同病院で腹腔鏡手術を受けた。女性は手術後、3回通院し、女性ホルモンを補う飲み薬の処方を受けているという。
”大崎市古川穂波の大崎市民病院で、女性患者の右卵巣腫瘍摘出手術を執刀した婦人科医らが今年3月、右卵巣だけでなく、正常な左卵巣も誤って切除していたことが分かった。”
”担当者は「執刀医らは手術前、手術内容を確認していた」としているが、「次の手術で両側の卵巣を摘出する手術を控え、術中に思い違いをした可能性がある」と説明した。”
悲しいことに、このような事例はこれまでもたくさんありますね。
この患者さんのお気持ちを考えると胸が痛みます。。。
こういうこと(左右の取り違え)はぜひとも減らしたいですよね。。。
個人的には、手術前日あたりに、患者さんと画像を確認しながら、「とるのはこっち!」なと、体(体表)に大きく書いてしまえばいいのでは?と思います。
そうすることで、皮膚切開をする時など、確実に間違いなく、「今回は右だね」などとわかります。
手術場でまわりにいる、看護師や麻酔科医も、「あぁ今回は右ね」というのがよくわかり、その後万が一術者が、逆を取ろうとしたら、「いや逆でしょ!」と気づけるかもしれません。
それに患者さんの心配も減るのではないでしょうか。
このようなことは、巨額の設備投資が必要なわけでもありませんし、すごく手間がかかるわけでもありません。
全国で導入すればいいのになぁと思うのですが、導入できない理由でもあるのでしょうかね・・・?
私が手術で何か臓器をとる場合は、上記のようなことをお願いしたいですけどね。。
医療により悲しいことが起こることはできるだけ減らしたいなぁと思います。
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