自己責任でワクチン拒否といっても… はい、あ~んして 駅ナカ小児科医

出産・育児

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favicons?domain=apital.asahi 朝日新聞デジタル(アピタル) 2015.09.01 UPDATE

(2015年8月27日 朝日新聞デジタル(アピタル)より) 猛烈な暑さから一転、秋のような涼しさとなりました。 これだけ気温の差が大きいと、体調を崩しやすくなります。 さらに、お子さんは新学期が目の前です。 規則正しい生活をして体調管理、心がけてください。 さて、今でも、まれにではありますが、ワクチン接種を拒否している方に遭遇することがあります。 少し話をしてみると、多くの親御さんが「私の責任で受けさせていません」とおっしゃいます。 この“私の責任”、最近よく耳にする自己責任ってやつですよね。 でも、どのくらいの覚悟をもって、“自己責任”と口にされているのでしょうか。 たとえば、ワクチン拒否をしていたお子さんがその病気にかかってしまったとします。 そうすると、医療機関を受診します。 そして、診察を受けて、処方せんを受け取り、薬局でお薬を受け取ります。 当然、日本では国民皆保険の制度がありますので、健康保険が使われます。 これって、どうなんでしょうか?

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坪谷透

東北大学大学院歯学研究科 助教、博士(医学)、医師

”それに関して、どこまで“自己責任”で責任をとる覚悟があるのでしょうか?

うつしてしまったお子さんの医療費は?
親御さんが会社を休む際の休業補償は?
万が一、その病気で合併症がおきたり、後遺症が残ってしまったりしたら……。

やや極端ではあるかもしれませんが、ここまでの責任を考えて初めて、自己責任と言えるのではないでしょうか?”


ということですが、考えているだけでは、責任を取っているようには思えません・・・

子どもの予防接種は、親にとっては「自己」の問題ではありません。

集団でのワクチン接種割合を上げるには、例えばアメリカのように、保育園や学校に入るには、必要な予防接種を受けたという証明書を提出する必要があるようにする、ということも有効かもしれません。

しかしそうすると、「じゃぁ学校も行かない」という親も出てきそうで、、、難しいですね。


私は、子を持つ親としては、子どもには必要な予防接種を打つべきとは思います。それが親の「責任」だと思いますので。

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