温州ミカン「機能性食品」に 骨の健康維持 大豆モヤシも、生鮮で初
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産経ニュース 2015.09.09 UPDATE
(2015年9月8日 産経ニュースより) 消費者庁は8日、JAみっかび(浜松市)の温州ミカンと、野菜生産会社「サラダコスモ」(岐阜県中津川市)の大豆モヤシについて、体にどのように良いかを国の許可なく表示できる「機能性表示食品」としての届け出を受理した。今年4月の制度開始後、サプリメントを含め70件超の加工食品が受理されたが、生鮮食品では初めて。
ミカンやもやしなど、生鮮食料品もうまくやると「機能性食品」表示の許可をもらえる、ということですね。
この制度のあいまいさが露呈されてきました。どういう方向に行ってしまうのでしょうか・・・
というのも、あらゆる食品には当然「機能」があるからです。
この記事の「みかん」:の例のように、どんな食品や嗜好品も、”良い”機能をうたうことができます。いくつか例えを挙げてみましょう。
「水」には「H2O]という成分が多量に含まれており、これにはあらゆる臓器をうるおし、血液の流動性を増すなど多様な機能がある。なので水は機能性食品です。
「米」には「デンプン」という成分が含まれており、糖質へと分解され吸収されることで脳細胞の活性化、筋運動のエネルギー源となる。
「ビール」には「アルコール」という成分が含まれており、緊張を和らげ、食欲を促す効果がある。社会交流を促進にもよい。
どうですか?みんな素晴らしい「機能」を持っているではないですか・・・
機能性食品表示についての消費者庁の資料はこちら:http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin1442.pdf
いったい、「機能性食品」って何なのか・・・この制度、どこへ向かおうとしているのか。
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HANA
水が機能性食品。言われてみれば、たしかにそうですね・・(笑)
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