ダイエットに挫折はつきもの?“挫折女子”がダイエットを諦めた瞬間とは・・・

ダイエット

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favicons?domain=www.qlife QLife 2015.10.23 UPDATE

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(2015年10月22日 QLifeより) 食欲の秋もいよいよ本番。だからこそ、気を引き締めてダイエットにも取り組みたい!そんな決意に水を差すような調査結果が。株式会社ボディーズの調査によると、ダイエット経験がある20歳から34歳の女性2,015人のうち、88%もの女性が「ダイエットで挫折した経験がある」ことがわかったのです。

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中田由夫

筑波大学 体育系 准教授 博士(体育科学)

20歳~34歳の女性2,015人に対して、「過去のダイエットの中で、苦しい瞬間は?」という質問をした結果です。
1. 食欲に負けそうになった時(71%)
2. なかなか結果が出ない時(59%)
3. モチベーションが下がってしまった時(54%)

減量(ダイエット)の基本は、摂取エネルギー量<消費エネルギー量となるように、エネルギー収支バランスを負に傾けることです。意図的にエネルギー不足の状態を作り出すことで、身体に貯蓄されている体脂肪をエネルギーに換えて、体脂肪を減らしながら不足しているエネルギーを補うわけです。このとき、当然のことながら、空腹感を感じます。野菜や水分を多くとったりすることで、多少は空腹感を抑えることができますが、まったく空腹感を感じることがない、というのは稀だと思います。身体についた余計な体脂肪を落とすためには、ある程度の「ガマン」は必要不可欠です。そこを乗り越えて、自分の理想体重を実現させたいですね。

ところで、この調査、20歳から34歳の女性を対象としていますが、本当にダイエットする必要がある方ばかりだったでしょうか?平成25年国民健康・栄養調査の結果によれば、BMI 25以上で肥満と判定される人の割合は、20-29歳の女性で10.7%、30-39歳の女性で13.3%です。一方、BMI 18.5未満のやせと判定される人の割合は、20-29歳の女性で21.5%、30-39歳の女性で17.6%です。この年代の女性については、肥満よりもやせが問題となります。モデルや女優をされている女性の多くが、BMI 18.5未満で、BMI 14-15の方も多いです。仕事柄、仕方ない部分もあるのかもしれませんが、少なくとも一般の女性が目指すべき体型ではありません。適正体重を維持することが何よりも重要です。

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