知らないとヤバい!医薬品の正しい服用法
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東洋経済オンライン 2015.11.18 UPDATE
(2015年11月13日 東洋経済オンラインより) 病気やけがの治療で医療機関に支払われる国民医療費。日本の国民医療費は一貫して右肩上がりで増えており、2013年度はついに40兆円を突破。この10年だけでも年間10兆円近く増えた(厚生労働省調べ)。今後、ますます高齢化の進展が見込まれる中で、さらなる負担増が見込まれる。 こうした医療費の増加を少しでも抑えるため、注目されているのが価格の安いジェネリック医薬品の活用だ。特許の有効期間が切れた新薬と同じ有効成分で作られ、価格は新薬の約2~6割とされる。「後発薬」とも呼ばれる。
薬についての正しい知識について
・ジェネリック医薬品って?
・大人の薬の半分=子供の薬ではない
という2つのポイントが記事に書かれています。
まず、ジェネリック薬品は主成分が同じ医薬品のことです。しかし製法や添加物など、主成分以外の成分は異なります。基本的には、主成分が同じであれば薬の効き目が大きく異なることはありません。ですから、薬代の自己負担はもちろん、医療費全体のことも考え、適切に選択していくのが良いと思います。
補足ですが、小児の抗生物質などで、ジェネリックでは先発に比べてかなり苦みが軽減し、飲みやすくなっているものもあります。このあたりも選択するときに参考にするとよいのではと思います。
また、「大人の薬の半分=子供の薬でいいですか?」というのは、驚くことに薬局ではお母様からよく問い合わせを受けます。
例えばOTCの小児用バファリンと、大人用のバファリンは商品名は同じですが、成分が全く違います。内服薬とくらべると気軽に使いがちな湿布薬もOTCで子供に適応のある製品は限られています。
薬剤師への相談は無料ですから、ちょっとでも気になったら気軽に相談してほしいな、と思います。
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