大腸がん、アスピリンで予防…7千人臨床試験
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yomiDr(読売新聞) 2015.11.30 UPDATE
(2015年11月30日 yomiDr(読売新聞)より) 解熱鎮痛薬として知られる「アスピリン」の大腸がん予防効果を確かめる7000人規模の臨床試験を、国立がん研究センター(東京都)や大阪府立成人病センターなどのチームが始めた。数百人規模の研究ではすでに確認されている効果をさらに詳しく調べて予防法の確立を目指す。研究チームによると、別の病気の治療に使う薬でがんを予防する試みは初めて。
大腸がんがアスピリンで予防できるかもしれない、
それを検証するための臨床試験が開始したことを紹介する記事です。
大腸がんは、年々患者数が増加しています。
アスピリンは古くから使われていて廉価なので、
もし、廉価なアスピリンで予防できれば、医療経済的なメリットが期待できます。
今回の臨床試験前に、大腸ポリープを内視鏡的摘除した患者さん311例を対象とした研究で、
ポリープの再発が約40%減少することが「GUT」という国際誌で報告されました。
無作為化比較試験という信頼できる方法で研究され、アジア初の成果だそうです。
http://gut.bmj.com/content/early/2014/01/30/gutjnl-2013-305827.full
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