介護施設、50万床へ増設方針
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朝日新聞デジタル 2015.12.04 UPDATE
(2015年11月26日 朝日新聞デジタルより) 安倍政権が掲げる「1億総活躍社会」の実現に向けて、政府は特別養護老人ホーム(特養)などの介護サービスを2020年代初頭までに新たに50万人分整備する方針を固めた。現在の計画より16万人分の上積みになる。厚生労働省は40万人分とする案を示したが、安倍晋三首相がさらなる上積みを指示。26日に公表する緊急対策に盛り込む。
現状、残念ながら介護職員の賃金水準は低い状態です。
厚生労働省「平成25年賃金構造基本統計調査」によると、「産業計」が32.4万円で、「ホームヘルパー」は21.8万円。その差額は10.6万円。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2013/
介護は「人」。
急激な人員増加は、質の低下を呼ぶことが安易に想像できますが、さらに、賃金水準も低い状態。
どのようにして介護・福祉に携わる人を育て、集め、配置し、さらに向上心を持って介護が必要な人に関われるか、非常に悩ましいところだと思います。
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