89歳母介護の男性「受け止めるのに3年 開き直るのに5年」 認知症への理解を 世界アルツハイマーデー

病気・医療

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favicons?domain=www.sankei 産経ニュース 2017.10.02 UPDATE

認知症への理解を深めようと、「国際アルツハイマー病協会」(本部・英国)が平成6(1994)年に制定した「世界アルツハイマーデー」の21日、国内では30カ所が認知症のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップされる。  日本では、公益社団法人「認知症の人と家族の会」(同・京都市)が中心となって25年からライトアップを行っており、今年はポートタワー(神戸市)や京都タワー、大阪城などがオレンジ色に灯される。

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村山洋史

東京大学高齢社会総合研究機構 特任講師 看護師・保健師 博士(保健学)

「認知症=オレンジ」って皆さん知ってました?「乳がん=ピンク」とかと同じように認知症もテーマカラーを持っています。認知症サポーターというのが全国で900万にもいるのですが、サポーターになるとオレンジのリストバンドがもらえます。また、国の認知症施策の名前は、「オレンジプラン」という名前がついているんです。

そんなポップな色がついているにも関わらず、世間の認知症や認知症介護に対するイメージはまだまだネガティブです。そして怖いのは、「よくわからないけど何となく大変そう。。」というイメージや先入観です。こういったイメージや先入観によって、認知症を持った方やその家族が行きにくい世の中になってしまうのは残念です。

今回の記事のように、気軽にアクセスできるネットニュースで認知症介護の現実について知る機会があると、ちょっとずつ世の中のイメージも変わるかもしれません。少しずつでも世間の理解が進むといいなと思います。

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