高校男子のスポーツ競技に「ギャンブル依存症」のリスク
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Medエッジ 2015.05.21 UPDATE
(2015年5月21日 Medエッジより) 高校時代に競争競技に取り組んでいた男性は、ギャンブル依存のリスクが高くなるようだ。
スポーツの世界での『勝負師』は、スポーツ以外の場面でも勝負を求めるんですね。しかし、スポーツ選手はいつの時代も子供たちの憧れ。ギャンブルで問題を起こす等のニュースは、社会的な影響も大きいです。
学生時代にスポーツに没頭した人は、それ以外の世界に触れる機会が少ない、あるいは勉強よりもスポーツに打ち込んで分別をつける能力が低い傾向があるため、ギャンプルに没頭することで生活にどういった影響を及ぼしてしまうのか、見通しをつけにくいというのもあるかもしれません。
より広い視野を持った、スマートなアスリートを養成することは、スポーツ界にとっても社会にとっても有意義だと思います。
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近藤尚己
東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者
社会の様々な状況まで踏まえた「依存」のメカニズムはまだ未解明な部分が多いですね。「勝つ」ことの喜びを求めるのは誰にだって少なからずあるわけで、それが原動力になって人生開けることもある。こういう研究、より良い社会のしくみづくりのヒントにもなりそう。
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